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中国人の96%、日本の教科書検定結果は侮辱と回答 [中国反日行動]

火に油を注ぐというか、なめ切っているというか…

< a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050412-00000408-reu-int">中国人の96%、日本の教科書検定結果は侮辱と回答=調査機関

[北京 12日 ロイター] 中国社会調査所が実施した調査によると、対象となった中国人のほぼ全員が、5日に発表された日本の教科書検定の結果を侮辱であると回答し、また、大半が「公然の挑発」と表現していることが明らかになった。  独立系機関の中国社会調査所は、北京、上海、広州、南京、瀋陽を含む中国主要都市の市民1000人を対象に、日本の教科書検定の結果に関する世論調査を電話で実施。  新華社通信は前夜の報道で、中国社会調査所の調査結果として、「回答者の約93%は、日本政府が今回の検定結果によって歴史をわい曲していると答えた。約96%は、そのような行動は中国人の感情を深く傷つけるとともに、引き続き中国人に対する侮辱である、としている」と伝えた。  回答者の約81%は、日本の行動は「公然の挑発」であり、「世界の平和と調和に対する犯罪」だと答えた。 (ロイター 2005年 4月12日)

さすがは中国国営通信社、見事なタイミングで見事な記事配信です。
(配信はロイターですが、ソースはあくまでも新華社であることにご注意ください。)
しかし結果として、中国の民度の低さを宣伝する結果になっているのがご愛嬌ですね。

大使館への投石による器物損壊も、日本人留学生への傷害事件も
世界中どの国の法律でも、犯罪になるのではないでしょうか。
つまり、彼ら中国人自身が「世界の世界の平和と調和に対する犯罪」を犯しているわけですね。

そんな中国人はごく一部である、と反論されるかもしれませんが、
中国人の感情を深く傷つけ、中国人を侮辱している日本人もまた、一部です。

私自身は、反自虐史観には賛成していませんし、
その立場に立って作られた、「つくる会教科書」も偏りすぎだと思います。
少なくとも「過去に」悪いことをした事実は消えるものではないでしょう。

ただし、どのような教科書を使用するかは純粋に内政問題であり、
「つくる会」のような教科書を作る自由がわれわれにはあります。
(採用するかどうかは別問題だし、実際の採用例も少ないと聞いています。)

しかし、その純粋な内政問題が中国の独裁政権によって政治的に利用され、
結果として、暴力行為を助長(もしくは奨励)することが許されないのは、
近代的な国家であれば常識でしょう。

それと、この96%という数字自体、まったく信用なりません。
そのなかで、今回の調査の対象となったのはたったの1000人で、
中国の人口は13億人もいるのですから、
日本で同規模の調査をしたとすれば、わずか100人にしか聞いていないということです。
これでは、あまりにもサンプル数が少ないように思います。
しかも、パーセントの分母となる有効回答者数すら示されていません。
(日本で同じような調査をする場合、大体1000人に聞いて600人程度の回答者です。)

サンプルも無作為に取ったものなのか、都市から農村まで満遍なく調査したのか、
正確な回答が得られるような設問をしているのか…
突っ込みどころが多すぎて、プロパガンダ用の、もっともらしい統計数字だとしか思えません。
(ロイターが書いていなくとも、原典には根拠が記載してある可能性があるので、断定はしませんが。)

こういう数字を、このタイミングで発表するのは、
日本に対する「公然たる挑発」であると私は感じます。
やはり中国政府には、自ら過ちを認めて、事態を収拾する気など無いのでしょう。

子供のけんかのような屁理屈を中国政府が言い続ける以上、
まともに相手にするのは大人のやることではないような気もしなくも無いですが、
言われるままに反論しないでいると、相手の言うことを認めたのと同じなのが、
外交の世界というものです。

細かいように思えても、一つ一つ反論して、自らが改めるべきことは改める。
日本政府には、このような、真の大人の対応をしていただきたいものです。

(大幅加筆につき再アップ)


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