靖国問題 ~望まれない合祀(一部追記) [ニュース]
(6月15日 追記しました)
コメントで瑠璃子さんにもご指摘いただきましたが、
やはりこの件の背後には色々キナ臭いものがあるようです。
今回の「台湾人遺族」たちの目的が、
純粋なものではない可能性が高いと私も判断します。
詳しくはコメント中のリンクからご覧いただければと思います。
(報道に見事に釣られたとも言えます…その点は反省。)
しかし、今回の件とは無関係に、日本人であれ、外国人であれ、
「靖国に祀られない自由」があるべきだ、ということは、
改めて強く主張したいと思います。
(追記ここまで)
靖国神社:旧日本軍の台湾人遺族ら「還我祖霊」の儀式断念
靖国神社の訪問を断念 台湾先住民、右翼の妨害で
自分たちが祀って欲しくないという人を、
日本軍人として共に戦ったから、と言う理由で、
強制的に合祀するのはどうなんでしょう?
台湾人の軍人もわけ隔てなく合祀しているのが、
靖国神社の良いところだと主張する人々もいるようですが、
靖国を祀る自由、参拝する自由と共に、
祀られない自由もあってしかるべきなのではないでしょうか?
一般的に神道では、一度祀ったものをやめることは出来ないのだと
靖国神社は話しているようですが、やや身勝手に聞こえないこともありません。
他宗教の人にとっては、勝手に祀っておいて、やめられないとはどういうことだ、
という気持ちになるでしょうから。
日本人戦死者でも、他宗教の敬虔な信者の方には、
靖国に祀って欲しくないと思っている人もたくさんいるはずです。
どう解決すればいいのか、容易に答えの出る問題ではないのですが、
やはり無宗教の慰霊施設が、一番適切なのではないかと個人的には思います。
彼らの損害賠償請求ってのも、ちょっと違うとは思うのですけどね。