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本当に大切なニュース [メディア]

昨日はライブドアvsニッポン放送のニュースで持ちきりでしたね。
資本主義の国の裁判所としては当然の判断で、なにも驚くことは無いのですが、
ホリエモンにはここからがんばってほしいものです。

しかし、私が見るところ、昨日はもっと大切なニュースが出ていました。

まずは、http://www.asahi.com/national/update/0323/TKY200503230341.html
『混乱防ぐため番組の事前説明も NHK理事
NHKの諸星衛理事は23日、政治家に対する番組の事前説明について「放っておくと混乱を起こす、あるいは誤解を生じかねない場合には、こちらから出向いて説明することはある。(問題になっている)ETVの問題はこれに近い。政治家と一般の人は同じ扱いで、差はない」と語った。』
(asahi.com 2005年3月23日 抜粋)

語るに落ちる、とはこのことです
これは、昨日のblogでちょっと触れた、マスコミがもっとも大事にしている「編集権」を、
NHKはあっさり放棄する場合がありますよ、と言う意味だと思います。
つまり、「面倒なことに巻き込まれるのはイヤ、マスコミの社会的責務なんか知らん!」
ということでしょう。
こういうことを公然とおっしゃる方が、日本の公共放送の理事なんですから、
ちょっとお話にならないですよね。

逆に言えば、「面倒なことになりそう」なときは、
編集権を行使して、「面倒なことにならないように」します、と言っているわけで、
こんな方々に率いられているNHKが、まともな調査報道なんかできるわけが無いですよね。
だからテレビなんていらん、と言われてしまうのです。

それともうひとつ、こちらは(やや)明るい話題
http://www.asahi.com/business/update/0323/120.html
テレビ番組などのネット使用料決定 経団連が暫定基準
日本経団連は23日、テレビ番組など映像コンテンツをインターネットなどブロードバンドで配信する際の使用料の暫定基準がまとまったと発表した。日本映画製作者連盟、日本映像ソフト協会、日本民間放送連盟など映像コンテンツ関連団体と著作権団体が合意したもので、適用期間は来年3月まで。
(asahi.com 2005年3月23日 抜粋)

こんな記事もありました。
これまでは、著作権処理が面倒で、旧いドラマをwebで流したりするのは
なかなか困難だったのですが、これで一歩前進です。

ただし、音楽の場合は、、JASRACのような管理団体に使用許諾を込みにした形で
著作権を預けるのが普通なので、お金さえ払えば自動的に使えるのですが、
映像作品の場合は、関係する人々から個別に許諾を取る作業が発生する場合が多いので、
これで万事解決、とはならないのが微妙なところです。

…私、最初はもっとまったりした日記風味blogを書くつもりだったのですが、
アクセスログをみると、みなさんこの手の話題がお好きなようなので、
しばらくこのスタイルを続けようと思ってます。


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